臼井先生の悟った境地
・安心立命
臼井先生は、「人生とは何ぞや」という命題に取り組み続け、「人生の究極の目的は、安心立命を得ることにある」という結論に到達され知的な悟りを得ました。
安心立命は辞書に「心を安らかにし身を天命に任せ、どんな場合にも動じない(こだわらない)こと」とあります。天命とは「天から与えられた使命」と解説してあります。
・「宇宙即我、我即宇宙」
その次の悟りが得られず、禅の師に相談すると「ならば一度死んでみなさい」と言われ、これまでと思い、京都の鞍馬山に入りました。そして21日間の断食修行の後、脳の中心に激烈な衝撃を感じたとき強烈な宇宙霊気が心身を貫き、宇宙大靈氣と体内の靈氣が共鳴し、「宇宙即我、我即宇宙」の一体感を達成され、求めていた悟りの境地を完成されました。
「宇宙全体が私の内に存在し、宇宙の内に私は在る」「私の内に光明が存在し、光明の内に私は在る。」この境地に達することで、「無条件の愛」といわれるエネルギー波動を感知し自然とそれをあらわすことができるようになる。大宇宙の自然法則と、小宇宙である自分との精神が常に統一され一体とならなければならない。この宇宙即我・我即宇宙の真理を確信すれば自分と宇宙は一体となり、それによって絶対無限の作用を現すことができると云われています。
「宇宙即我、我即宇宙」はスピリチュアルな世界では、ワンネスとも表現されます。
人間も宇宙も同質の存在として分け隔てなく、共振共鳴することで生かされているということです。
靈肉一如の靈(モナド)とは、「宇宙即我、我即宇宙」の状態にある意識です。また、靈とは、潜在意識の働きでもあります。
靈氣療法は、潜在意識と顕在意識を統御する技法です。